渋谷区五島洋税理士事務所渋谷区五島洋税理士事務所



 税理士といえば、「会社を設立した場合必要な人」、「節税をしてくれる人」、中には「会計士じゃないの?」という方もいらっしゃいますが、いずれにしてもこれが税理士の一般的なイメージのようです。

税理士が必要になった場合、知り合いの紹介というのが大半です。それゆえ、紹介された税理士がいい人なのかどうか、親身になって仕事をしてくれる人かどうか、よくわからず不安に思っているケースも少なくないようです。また、何となく不満に思っても、紹介者への遠慮もあり、「一度顧問契約をするとなかなか解約しにくい」という感想を漏らす方もいらっしゃいます。

私は長年の間、毎月1回、お客さんのところに必ず顔を出すことにしています。

法人(会社)の場合、月に1回出向きます。そして、毎月の会社の動きを月次決算(毎月の決算)というカタチで把握し、社長と反省会を開きます。といっても、反省会をやることで事業がいきなり変化するわけでも、毎回新たな指摘ポイントが発生するわけでもありません。しかし、日常業務に流されている社長さんは、私との反省会で数字という結果を基礎として、客観的にその月を振り返ることができます。
ここでもっと重要なことは、数字には決して表れない悩みやグチを聞くことです。このような悩みやグチは、数字と感情という相反する要素を理解するよい機会を与えてくれます。これらの話を聞くことにより思わぬ改善点を発見したり、新たなプランを生み出すきっかけになることが多いからです。さらに、「お金」に関するプランを一緒に模索し、構築する契機にもなります。ここから一種の共同作業が始まるり、そしてここから信頼関係も生まれてきます。私は、このスタイルを変更するつもりはありません。

多くの方は、この私のスタイルに驚くようです。私にとってはごく普通のことなのですが、「税理士なんか年に1回しか見ないよ」というのがまだまだ多いようです。またそれが当たり前だと皆さん思っているようです。そこで私なりに税理士はどのように活用すればいいかを考えてみました。



一般的に税理士は、年間を通した顧問契約と、年一回の決算だけの顧問契約とがあります。費用としては、会社の規模によって様々でしょうが、年間顧問契約だとつき3万円前後、決算料で10万円〜15万円ぐらいではないでしょうか。(最近はこの業界も価格破壊の波が押し寄せてきて、月1万円で決算料5万円ぐらいのところもあるみたいですが)

1.会社設立時(個人で事業を開始する場合)

 会社を設立したり事業を始めたら、顧問契約を前提としたものではなく、最初にしなければならない届出(当ページでも紹介してますが)や帳簿のつけ方などを教えてもらいましょう。よく知人などのアドバイス(俺はこうやってるみたいな)で済ます人がいます。しかし、ここら辺のセミプロは幅広く、知ってる人は本当に知っていますが、意外と知らないのに知ったかぶりで言う人が多いのです。(悪気はないみたいですけど)得にどんなに事業規模が小さくても最初が肝心です。ここら辺にはあまりきっちりやってないと後でいたい思いをする場合もありますから。

2.個人の資産管理

その他、顧問契約をした場合は、会社等だけでなく個人も含めた全体のお金の管理をしてもらいましょう。中小企業の場合、会社の借入などほとんどの場合で代表者の連帯保証を求められます。そういう意味でもあくまで会社だけでなく個人も含めた全体の収支(お金の出入り)を見てもらわなければなりません。

3.経理のアウトソーシング

中小企業の場合、お金の問題や仕事の絶対量が少ないといった関係上経理を雇うのが難しい場合が多いのです。その場合、税理士に経理自体をアウトソーシングする方法があります。請求書の発行・振込等、アウトソーシングするのが難しいものもありますが、事業規模などによっては充分対応できます。

4.客観的な視点

先ほど述べましたが、日々の業務から開放され客観的に会社をみるきっかけとしての活用に利用する。これは前3項目より地味な話ですが、個人的には一番効果はあるのではないかと思ってます。例えるなら、高速道路で走ってる車がPAで休憩するようなものですかね。

5.情報収集

私の場合過去を含めればかなり多くの業種の会社さんとお付き合いさせていただきました。どこの社長さんも自分の業界のことは詳しいですが、他の業界のことは知らない社長さんが多い。(勉強してない社長さんも多いです)そこで私が聞いた他の業界の話や私自身が読んだ本の話がちょっとしたヒントになる場合もあります。(おかげで私は金持ち父さんからマーケティングの本までお金に関する本は何でも読むようになりました。