渋谷区五島洋税理士事務所渋谷区五島洋税理士事務所



1.今、なぜ副業がもとめられるか!?

 つい最近まで長引く不況に対してサラリーマンの自己防衛として個人のスキルアップ(MBA等)等のいわゆるポジティブなネタが雑誌や本として発行されていましたが、最近年収300万円でも生活する方法といったいわゆるネガティブな感じのするネタが雑誌や本として出版されているのが目に付きます。かなり大胆な仮説ですが、こうした背景にはいわゆるMBA本のようなものを身につけたとしても給料は上がらないということが証明されたのではないかと思います。そういう私自身も2年前にはそういった類の本にかなりはまったりしたもので・・・・・・私自身2年前に学んだことが決して間違っているとは思いません。そしてまた、ああいった基本的なものが実際身になるには長い年月がかかると思います。つまり短期的な収入には影響しづらいのではないかと思います。
 そうなってくると逆に年収300万円でも生活していけるといった話になるのですが、それもなんだか現実味がありません。
 ここまでの僕なりの世情分析を、一気に解消してくれるのがいわゆる「副業」です。何もスキルアップなんかする必要はないのです。今の会社で稼げないないのなら別の場所から稼げばいいのです。
 「副業」と言うと後ろめたい気もしますが、そんなこと気にする必要はありません。会社だってA社から稼げなくなったら新たにB社を探してくるでしょう。それと同じです、考え方としては。あなた自身が会社なのですから!
 

2.本業とコラボレイトする副業を!
 
 さて、「副業」を始めるとしたら実際何を始めるかが問題です。私は一時期バイトをしながら税理士の勉強をしていたのですが、バイトをしながら勉強するというのがなかなかの労苦を要します。何か簡単にできて楽にもうけられないかと思い、いわゆる副業の紹介本みたいなものを買っていくつか試してみたりもしました。しかしながら、こういったものの多くはインチキまがいのものが多く、またそうだとは言えないものでも、より多くの時間が割かれるものばかりでした・・・・・・。
 結論から言ってしまうと、一般的にもよく言われていることですが「本業」の経験を生かした副業が一番ではないでしょうか。本業とリンクしたものなら業界の特性もつかんでいますし、効率もいいでしょう。また、「営業」の方のような場合は一見そういう副業がしづらい気もしますが、まったく逆です。「営業」の場合その広い人脈を利用すれば大きな武器になります。例えば知り合いに生命保険の営業の方がいれば広い人脈を生かし1件紹介につきいくらという方法をとれば時間もかかりません。(多少のいやみは言われるかもしれませんが背に腹はかえられません)

3.副業の会計はこうやる!

 副業の場合でも一定の要件を満たせば確定申告の必要はありません。まず、給料としてもらわない。給料としてもらった場合は必ず確定申告をしなければなりません。できるだけ「請負」(この仕事をやったらいくら)という形態にしてもらいましょう。
そして、次にはその仕事にかかった経費の集計をして「収入」から「経費」を差し引いた金額が20万円以下の場合は確定申告の必要はありません。
 20万円を超えた場合は確定申告をしなければなりません。

○収入とは、「収入=手取金額」とは限りません。職種によっては源泉徴収されていますので、収入はその源泉徴収された金額を加算しなければなりません。
○経費については直接かかった交通費や消耗品などはもちろんOKです。加えて打合せや接待した場合の飲食費、自宅で作業をした場合は賃貸の場合に限りますが家賃の一部等を経費として計上することができます。
・確定申告をする場合、一番の注意点は住民税の徴収方法です。住民税は多くの会社の場合、特別徴収といって給料から天引きされます。この場合、自分が住んでいる市区町村から会社に住民税額の知らせが届き、このときに会社に自分の副収入がわかってしまう可能性があります。
 これを回避するため、確定申告のとき住民税の徴収方法を「普通徴収」を選択すれば大丈夫です。

 こうした基本的な部分以外に実際「副業」をしてどれくらい手元にお金が残ってるかは、しっかり管理しなければなりません。
 「副業」をしてお金が手元になければ本末転倒になってしまいますから・・・・・・。